(2024.4/1 最終更新) 【目次】 ◉大会結果 NEW! ◉第9回全日本こま技選手権大会 開催について <日時と場所> ◉全日本こま技選手権大会について ◉タイムスケジュール ◉大会のルール <一次予選> <二次予選> <決勝> <その他> ◉競技に使用する技について <基礎用語> 1.こまの部分の名前 2.順巻きと逆巻き 3.投げ手と補助手 4.外投げと内投げ 5.技の最後は <技の解説> 【要チェック!】技の成功基準注意点・変更点 ・初段 ・二段 ・三段 ・四段 ・五段 ・六段 ◉参加申し込み |
◉大会結果
2024年3月31日(日)、無事大会は終了いたしました。
決勝結果、予選成績はこちら→大会結果
◉第9回全日本こま技選手権大会 開催について
会報12月号でお知らせしてあった全日本こま技選手権大会の、詳細情報をお知らせします。参加の申し込みは3月1日からになりますので、参加のご検討をよろしくお願いします。
全日本こま技選手権大会は、協会の検定技の成功率を競う大会になります。初段〜3段までの技をしっかり練習しておけば、決勝にいける可能性は充分にあります。また、無料で参加できる特設チャレンジコーナーも開設する予定です。こまが回せない人や、初心者の人も、回し方や、簡単な技から教えてもらえるのでぜひご参加ください。
<日時と場所>
日時
2024年3月31日(日曜日)
場所
愛知県名古屋市 大高緑地公園
若草広場・雨天若草山テラス
荒天の場合は中止を検討
(当日朝までに当 HP にて告知)
★会場までのアクセス
【電車】
名鉄名古屋本線〜左京山駅下車
JR東海道本線〜大高駅下車
【車】
第一駐車場が最寄りです。
当日は桜まつりの期間中です。混み合う可能性があります。
大きな地図で見る
詳しい道順はこちら NEW!
協力
日本独楽博物館
参加料
小学生 500円
中学生以上 1000円
見学、チャレンジコーナー 無料
部門
・小学校低学年以下部門
・小学校高学年以下部門
・フリー部門
・レディース部門
※参加可能な部門に自動的にエントリーされます
お問い合わせ
日本こままわし協会(日本独楽博物館内)
大会実行委員まで
FAX
052−661−3671
メール
koma-m@yk.commufa.jp
◉全日本こま技選手権大会について
本協会が制定する段位を用いて、こまの技の成功率を競い合う大会です。
技の伝承や普及、技術向上を目的としています。
参加するには、日本こままわし協会への入会が必要です。
入会はこちら
◉タイムスケジュール
9:30 受付開始
10:00 開会式
交流会
お昼は各自ですませて11:45に集合
12:00 一次予選
13:30 二次予選
15:00 決勝
勝敗が決まって準備が整い次第、表彰式を行います
16:00 終了予定
※時間は進行状況により前後する可能性があります
◉大会のルール
・競技の技は日本こままわし協会の検定技(初段〜6段)を使用します。
<一次予選>
・初段、2段、3段の技を、各1回ずつ挑戦。成功で1点、失敗で0点。全17技挑戦後の合計得点上位15名を基準に各部門の二次予選進出者を決定する。同点多数の場合など、現場判断で人数は増える可能性もある。
・各技に挑戦する前に、1分間の練習時間を設ける。審判のアナウンスをよく聞いて、それに従って競技してください。
・自己採点とする。技の終了後、記録シートに技の成功/失敗を各自で記録すること。
<二次予選>
・4段、5段の技を、各1回ずつ挑戦。成功で1点、失敗で0点。全17技挑戦後の合計得点上位5名を基準に各部門の決勝進出者を決定する。同点多数の場合など、現場判断で決勝人数は増える可能性もある。
・各技に挑戦する前に、1分間の練習時間を設ける。審判のアナウンスをよく聞いて、それに従って競技してください。
・自己採点とする。技の終了後、記録シートに技の成功/失敗を各自で記録すること。
・各部門の参加人数、得点状況によっては二次予選は行わず、直接決勝戦をする場合がある。
<決勝>
・くじ引きによって技を行う順番を決める。
・低学年以下部門とレディース部門は、初段の技からランダムに引かれる技カードに沿って順に技に挑戦する。失敗したプレイヤーは脱落し、最後まで残った者が優勝。初段で勝負がつかない場合は2段〜3段と順に挑戦する。
・高学年以下部門、フリー部門は、4段の技からランダムに引かれる技カードに沿って順に技に挑戦する。失敗したプレイヤーは脱落し、最後まで残った者が優勝。4段で勝負がつかない場合は5段〜6段と順に挑戦する。6段でも勝負がつかない場合は、勝負がつくまで繰り返し4段〜6段の技カードを引いて挑戦していく。
・技を行う時は、合図を受けて10秒以内に始めること。10秒経った場合は審判から声を掛けるので、速やかに技を始めること。その時に技を始められなかった場合失格とする。
・どうしても決着がつかない場合、運営と決勝参加者と相談、合意の上、特別に決勝方法を決める場合がある。
<その他>
・使用するこまは固定軸のものに限る(心棒にベアリング等を組み付け、胴体が個別に回転するしくみのものは禁止)
・こまのサイズや重さ、形などは自由ですが、大きすぎて(ひもが長すぎて)周囲の参加者の邪魔になる、異常な重量があり危険、すっぽぬけやすいなどの理由で、周囲の参加者を妨害、または危害を及ぼす可能性があるなどの場合、現場の判断で使用の中止を求める場合があります。
・各技については、当日再確認する時間を設けますが、大会サポートページなどで確認の上、技の練習をしてください。
・まと入れの競技に関しては、運営が用意したまとを使用してもらいます。直径 15cm(多少の誤差はあり、塩化ビニール製)のリングです。リングの高さは約 1cm、重さ約 15g。
◉競技に使用する技について
こま技選手権大会では、日本こままわし協会の段位検定の技を基準に競技をしていきます。
前回大会までの大会の様子や、普段の段位検定、検定員、認定員の声なども大会実行委員会の中で協議をしてきた結果、次回大会では少し技の成功基準を見直すことになりました。
大会当日に技説明の時間を取るとは思いますが、解説の WEB ページを動画入りで作成しましたので、見ながら練習をしてください。現在の検定の合格基準よりきびしくなっているものがほとんどです。
<基礎用語>
1.こまの部分の名前
2.順巻きと逆巻き
【順巻き】
右利きの人が『時計まわり』に巻く
左利きの人が『反時計まわり』に巻く
【逆巻き】
右利きの人が『反時計まわり』に巻く
左利きの人が『時計まわり』に巻く
3.投げ手と補助手
各説明ページや動画内の説明などで、右利き、左利きで左右の手が逆になってしまうので、統一して説明ができるように、
・こまを投げる手を『投げ手』(右利きの人は右手が投げ手、左利きの人は左手が投げ手)(お箸の手)
・こまを回さない手を『補助手』(右利きの人は左手が補助手、左利きの人は右手が補助手)(お茶碗の手)
と、表現しています。
4. 外投げと内投げ
【外投げ】
右利きの人が、時計まわりにひもを巻いて、体の右側から投げる。
左利きの人が、反時計まわりにひもを巻いて、体の左側から投げる。
(テニスでいうとフォアハンド)
【内投げ】
右利きの人が、反時計まわりにひもを巻いて、体の左側から投げる。
左利きの人が、時計まわりにひもを巻いて、体の右側から投げる。
(テニスでいうとバックハンド)
5.技の最後は
各技の成功基準を満たしたあとは、手のひらの上、もしくはひもの上で5カウント数えて、はじめて成功となります。
<技の解説>
【要チェック!】技の成功基準注意点・変更点
検定では合格となる技も、今回の大会ではNGとなるものがあります。
その中でも特に重要な変更点があり、練習が必要と思われるものを一覧にしましたのでしっかり確認して練習してください。
一覧にされていない技にも細かい注意点がある技もありますので、参加者のみなさんは一通り動画に目を通してください。
※今後検定も成功基準が厳しくなる可能性があります
【初段】
・つばめ返し
こまを直接投げ手で受け取る → 外投げしたこまを直接投げ手で受け取る
・ひばり返し
こまを直接補助手で受け取る → 外投げしたこまを直接補助手で受け取る
・フォークボール
手裏剣投げは不可。
【三段】
・ゆびのせ
90度ほど傾いて回ったこまを、指の上にのせる → 90度ほど傾いて回ったこまを、まっすぐ伸ばした指の上に乗せる
・ツイスト往復
片道完了後に3カウントすること
・つなわたり往復
片道完了後に1カウントすること
・トランポリン(3回)
ピンと張ったひもでこまを跳ねさせること。
ひもの持ちかえはしないこと。
ひもの高さは目より下、こまが跳ねる高さは頭より上。
・初日の出
こまを静止中、こまの高さが投げ手と補助手の間にあること(たるませたひもにこまを乗せる「ひものせ」の状態にならないように)
静止したあとは、そのまま「つなわたり」を成功させること。
・大車輪
水平方向に振り回すこと。
ひもを片手にまとめて持たないこと(片手で振り回さない)
【四段】
・股かけ
ひもを張るとき、両足が地面から離れないようにすること。
・燈籠
親指へ乗せるまでの行程は問わないが、手のひら(空中手のせ)を経由させないこと。もちろん地面に落ちた場合はアウト。
・竜巻
大車輪が成立するまでひもを片手にまとめないこと。(一周目は両手で振り回し、二周目でひもを片手にたばねる)
【五段】
・うぐいす
親指へ乗せる(燈籠)までの行程は問わないが、手のひら(空中手のせ)を経由させないこと。もちろん地面に落ちた場合はアウト。
・足かけ
ひもの準備に、補助手を使わないこと。
・耳かけ
ひもの準備に、補助手を使わないこと。
・はやぶさ返し
投げ手は常に補助手よりも高い位置にあること。
・空中大車輪
水平方向に振り回すこと。
ひもを片手にまとめて持たないこと(片手で振り回さない)
【六段】
・砂時計
親指へ乗せるまでの行程は問わないが、手のひら(空中手のせ)を経由させないこと。もちろん地面に落ちた場合はアウト。
・忍者
ひもを張るとき、投げ手は肩の上、補助手は腰の横に来るようにすること。
・白刃取り
1周回転して戻ってきたひもは、両手ではさみ取ること。
・ちょんがけ足抜き(5回)
最初と最後以外は、ちょんがけ(こまの上からひもをかける)で取ること。
それぞれの段位の詳しい解説はこちら。
・初段
・二段
・三段
・四段
・五段
・六段
◉参加申し込み
第9回全日本こま技選手権大会エントリーフォーム
(※エントリー期間は終了しました)
※基本的に当日の参加受付はありません。お早めにお申し込みください。